・秋の七草の一つで、お月見で飾る「薄」は稲穂に見立てているそうです。
・大森町でもおなじみの植物で、田畑の周りや川沿いなどで見られます。
・茅ぶきの屋根の材料になり、群言堂の｢鄙舎(ひなや)」でも使われています。
・里山パレットでは、町内を流れる銀山川沿いで採り、染料にしています。

・ウラジロやゼンマイなどのシダ類の総称として｢羊歯｣と呼ばれています。
・葉が羊の歯に似ていることから、この呼び名が付いたと言われています。
・大森町でも、岩場の苔の近くや沢沿いなどでひっそりと溶け込んでいます。
・ウラジロやゼンマイの株を根っこごと掘り返して、まるごと使っています。

・果汁は染める力が強く、海外ではインクベリーとも呼ばれています。
・里山パレットでは、鮮やかな赤や紫の染料として定番になっています。
・枝いっぱいに付ける房状の実を集め、染料として使っています。
・群言堂の本店では、夏のしつらえに玄関に大枝を活けることがあります。