尾道柿園の柿渋の液。
尾道の無農薬の青柿をつぶし、2年ほどかけて熟成させた柿渋液です。
大きな家具の塗装や布の染色に使いたい方におすすめのサイズです。
しっかり使い方におすすめの2Lサイズ
1ヶ月程は色が濃くなっていくので、薄いと思うくらいで止めるのがコツです。
柿渋を塗る前にサンドペーパーを掛け素地を整えると仕上がりに差が出ます。
乾いて塗るを繰り返すことで色が濃くなります。
1ヶ月ほどをかけて色が濃くなるので、薄いくらいでやめ乾燥を待ちます。
和紙など適当な紙に模様を描き乾かすと、オリジナル模様の紙をつくることができます。
オリジナルの封筒やハガキなどを作りたい時にとても便利です。
立花テキスタイルの柿渋のアイテム
布を30分ほど水に漬けます。
筆で直接塗る方法と生地を柿渋液に漬ける方法があります。
原液では濃すぎるので2~3倍程度、水で薄めて使用します。
陰干しをして、色を濃くする場合は染色を繰り返します。(色止めは必要ありません)
10回以上染めは乾かしを繰り返すと、深みが増します。
柿渋とは?
柿渋は気軽に扱える染め液です。
青柿を砕いて絞った汁を、発酵熟成させた天然染料のことです。
柿渋は室町時代から昭和の初めにかけて日本全国で多く生産され、農具・網・船の塗装、漆塗りの下塗り、染色用の型紙、日本酒の製造工程などに多く使用されてきました。
近年では石鹸・消毒材・食品としても使用されていたり、柱や床、布や紙などに塗ったり染色ししたり、気軽に楽しむことができます。
尾道柿園
広島県尾道市御調町・菅野地区。
標高300mの山の上にある「尾道柿園」は江戸時代から400年ほど続いていた〝柿の里〟の復活のため、昔ながらの作り方で完全無添加・天日干しの干し柿や無農薬の柿酢・渋柿、柿のドライフルーツを作り〝柿文化〟を全国に発信しています。
樹齢150年の柿の木からつくられる柿渋
明治時代に植えられた柿の古木が、伐採されずにこの里には残っていました。地域に眠っていた渋みの強い「青柿」の実を使って柿渋が仕込まれています。
毎年10月から始まるに干し柿の仕込み
全て手作業で行われる
原産地 | 広島県尾道市山間部 |
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原材料 | 青柿(無農薬) |
保存方法 | 冷暗所 |
内容量 | 2L |
製造元 | 株式会社 尾道柿園 |
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お取り扱いのご注意
・柿渋特有の発酵臭がしますが、乾燥すると消えます。
・残った柿渋液は栓をする時、できるだけ空気を抜き、冷暗所で保管してください。
・手ににおいや色がつく場合がございますので、気になる方は手袋などをご利用ください。
ご注意事項
・柿渋は凝固する成分が含まれており、固まり沈殿物ができる場合がございます。沈殿物ができた場合、そのままご使用になると染めムラや塗りムラの原因になりますので、布やキッチンペーパーなどで漉して取り除くことをおすすめいたします。・ご使用した残りがヨーグルト状になった場合は、水で薄めて加熱すると溶けることもありますが、ゼリー状になると元には戻りませんので、開封後はなるべく早めのご使用をおすすめいたします。
500mlと2Lの2サイズございます。
もう少し小さいサイズが良い方や、柿渋をお試ししたい方は500mlサイズがおすすめです。