【鍋帽子の使い方】「魔法の鍋帽子」(婦人之友社 刊)より転載
●保温の仕方について
・鍋は必ず火口からおろし、鍋座布団の上に置き、鍋帽子をかぶせます。
(*鍋の下に一枚布巾を敷いておくと、鍋座布団が汚れにくくなります。)
・やけどなどの事故を防ぐためにも、置き場所には十分お気をつけください。
●鍋について
・基本的に27cmまでの蓋つき両手鍋であれば使用できます。保温する際は、鍋蓋の蒸気抜きの穴には、アルミホイルをつめてください。
・土鍋は保温性が高く鍋帽子の調理には向いていますが、鍋帽子を焦がしてしまうことがあります。タオルなどでくるんでから、鍋帽子をかぶせてください。
【夏場の取り扱いについて】
・夏場の鍋帽子の長時間の使用は、菌の増殖や腐敗の恐れがありますのでお避けください。
・夏場の保温時間は2時間以内を目安にし、食べる前には加熱をし、再度殺菌するようにしてください。(*詳しくは「魔法の鍋帽子」92ページを参照)
【洗濯方法】
①鍋帽子が入る容器にかぶるくらいのぬるま湯を入れ、中性洗剤で押し洗いをする。
②一度軽く絞り、流水で洗剤がとれるまですすぎ洗いをする。
③5分ほど脱水する。
④中綿に空気が入るように形を整えて干す。途中で裏返すと早く乾き、全体がふっくら仕上がります。
【お取り扱いの注意】
・色褪せの原因となりますので、日光や蛍光灯などに長時間あてないでください。
・濃い色は濡れた状態で触ったり、摩擦により色移りする場合もございますのでご注意ください。
・刺繍部分は突起物の引っ掛かりにご注意ください。
素材のおいしさを引き出してくれる鍋帽子。
ぬくぬくと鍋を抱いて調理する姿がなんともけなげで愛らしい鍋帽子。
かぶせて、保温しておくだけで肉も魚も野菜もふっくらやわらか。素材のおいしさを引き出しくれて、栄養も損ないません。
外出前や就寝前に仕込んでおけば、食べ頃には一品が。火を使う時間も短くなるので環境にもやさしく良いこと尽くめです。
一度使ったら手放せない、台所の名助手をご紹介いたします。
*鍋帽子は、公益財団法人全国友の会振興財団の登録商標です。
生産国 | 日本製 |
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素材 | 【表地】刺繍生地:綿100% (刺繍上糸:綿100% 刺繍下糸:ポリエステル100%)、無地:綿90%、麻10% 【裏地】綿100% 【中綿】ポリエステル100% |
洗濯方法 | 手洗いできます |
外周 | 約125cm |
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幅 | 約37cm |
高さ | 約30cm |
※写真の生地違いの商品は完売です。
食材をやわらかくし、ゆっくり味を沁み込ませるのにちょうどいい保温調理。肉や魚はふっくらジューシーに、野菜は香りと滋味がしっかり感じられる味わいに仕上がります。
外出前や就寝前。下ごしらえだけ済ませて、あとは鍋帽子に任せておけば、食事どきには食べ頃になったひと品がスタンバイ。時間に追われながら料理するストレスがぐんと楽に。
火からおろして鍋帽子をかぶせてしまえば、あとは吹きこぼれや焦げつきの心配はなし。ガスや電気の使用量が減って省エネにつながるうえ、台所に暑さがこもるのも防げます。
霜柱がモチーフの繊細な刺繍。立体感のある刺繍は時間をかけ、しっかりと手間をかけたつくりだからこそ。
使わないときは座布団を鍋帽子の中に入れてボタン・ループで留めれば収納しやすく便利です。