石見銀山大森町に、古民家を再生した新たなお宿「伊藤家」が誕生しました。【群言堂の本棚 第4回】

こんばんは。群言堂の久保田です。秋分の日、いかがおすごしでしょうか? 土曜の夜にゆったり愉んでもらえる読みものをお届けする「群言堂の本棚」、第4回をお届けします。


目次

読みもの | 石見銀山大森町 古民家を改修した中長期滞在におすすめの宿「伊藤家」

編集者日誌 | “顔”の使い分けは、諦めました!

今週のふせん | 保育園留学®

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読みもの

よそゆきではなく、 いつもの自分で過ごせる旅を
中長期滞在におすすめの宿「伊藤家」

石見銀山大森町。群言堂の拠点でもあるこの地に、古民家を再生した新たなお宿が誕生しました! その名も「伊藤家」。

豊かな自然に囲まれた日常や、人々の営みを実際に見て、感じて、より心ゆたかな暮らしのきっかけにそんな「生活観光」の場になれたらと、現在は「保育園留学®」の専用宿として運営されています。

「凝ったことをしているわけではないけれど、気を遣っているからこそ現れる品格を大事にしたい。」という想いで再生された「伊藤家」。

パッチワークの建具や借景窓といった“旅の暮らし”を楽しむ工夫を、是非覗いてみてください。そして、いつかの旅先に大森町を、と想像していただけたら嬉しいです。

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暮らす宿 伊藤家

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編集者日誌

“顔”の使い分けは、諦めました!

夕日に照らされながら、畑や住宅地を抜けて保育園へと急ぎます。

私ごとですが、育休から復帰して3カ月が経ちました。復帰前の淡い理想像は「仕事と家事育児はしっかり切り替えて、息子との時間を大切にする母」。保育園へお迎えに行く長い道のりは、母の顔に戻る時間になったら良いな、と。

でも実際は……ベビーカーを押していても、息子を抱っこしていても、あの件どうなってたっけ、あの業務は今週中までで、と脳裏にやりかけのアレコレが浮かび、焦り。逆に仕事中は、保育園から息子のお迎え要請があれば、その日の予定が爆音を立てて崩れていきます。


理想と全っ然違う!!!


そんなこんなで、最近では「母の顔と社会人の顔(ついでに妻の顔も)なんて、綺麗に切り替えられる訳ないじゃない。私はこの世でただ一人なんだし!!」と完全に開き直るに至りました。

毎日、プチ事件が起きようとも、暮らしが入り乱れようとも、一家で大風邪を長引かせようとも、日々は濃く、総じて悪くない。

周りの人に沢山助けていただいていることに感謝しつつ、あれよあれよと成長していく息子を愛でながら、一生懸命に毎日を過ごせたら上等! と思っているこの頃です。

さあ、今日も何かが起きそうな予感がいたしますぞ……

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書いた人

久保田です。神奈川県藤沢市在住。夫と先日1歳になった息子、インコ2羽と暮らしています。涼しくなってきたので、鎌倉へお散歩に行きたく密かに計画中。大好きなクレープ屋さんがあるんです。


今週のふせん

石見銀山大森町で「生活観光」しながら、「保育園留学®」はいかがでしょう?

1〜2週間ほどの期間、こどもは保育園に通いながら家族で好きな地域に滞在し、暮らしの体験をすることができる「保育園留学®」。石見銀山大森町の「大森さくら保育園」も留学先のひとつです。

滞在できるのは、先ほどご紹介した「伊藤家」や「山田家」などのお宿。それぞれ最大定員は4名(こども含む)までなので、家族でワーケーションに訪れたり、さらには三世代でゆったり過ごすのも、一生の思い出になりそうです。

世界遺産の町「石見銀山大森町」で保育園留学®

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最近の登美さん

他郷阿部家 竃婆 であり、群言堂 創業者である、登美さんの石見銀山での暮らしの日々をお届けします。

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