ここは「新里カオリのお悩み相談室」。
三浦編集室読者の皆さまからの様々なお悩みに、広島・尾道市の立花テキスタイル研究所主宰・新里カオリさんがユーモア&愛情たっぷりにこたえてくださいます。
※この記事は2021年7月発行の「三浦編集室Vol.8」から転載したものです。
<今号の相談>※今回はご質問です
「うちにはチャボ、プリマスロック、黒翡翠鶏とか39羽の鳥がいます。新里さんのおうちにはどんな動物がいますか?」
(はるの・大森さくら保育園)
ニワトリの抱っこもお手の物
ここは「新里カオリのお悩み相談室」。
三浦編集室読者の皆さまからの様々なお悩みに、広島・尾道市の立花テキスタイル研究所主宰・新里カオリさんがユーモア&愛情たっぷりにこたえてくださいます。
※この記事は2021年7月発行の「三浦編集室Vol.8」から転載したものです。
<今号の相談>※今回はご質問です
「うちにはチャボ、プリマスロック、黒翡翠鶏とか39羽の鳥がいます。新里さんのおうちにはどんな動物がいますか?」
(はるの・大森さくら保育園)
A、
はるのちゃん、こんにちは。
はるのちゃんは沢山の鶏のお友達に囲まれて暮らしているのですね。プリマスロック、という種類の名まえを初めて聞いたので、インターネットで調べてみましたが、白黒のマダラ模様がとてもきれいですね。私も飼ってみたくなりました。どんな性格の鶏なのか、今度色々教えてください。
私のおうちには、鶏が今は7羽(昨年は25羽いましたが、沢山食べちゃって少なくなってしまいました。)、ボリスブラウンが2、烏骨鶏の白色が2、黒色が2、チャボが一羽です。チャボは白黒マダラの、とても姿勢のよい男の子で、毎朝元気に鳴いています。
あとは羊が6頭とヤギが1頭と、アヒルが2羽と、ブタが1匹、犬が1匹です。
ブタは、ミニブタだから大きくならない、と聞いて譲り受けましたが、ものすごい量のご飯をたべて、どんどん大きくなっているので、本当にミニブタなのか、どこまで大きくなるつもりなのか最近ちょっと心配です。どうせ大きくなるなら、いっそのこと、猫バス位大きくなってくれたら、皆で乗って大森まで行けるのでいいですよね。さくら保育園のみんなも乗せられるかも知れません。
犬はボーダーコリーという、羊を追いかけるお仕事をする種類の犬です。でもうちにいる子は全然羊を追いかけません。昔大きな羊のオスに頭突きをされたので、怖くて近くに行けなくなってしまったようです。この子のおかあさんは、上手に羊を追いかけました。ただ追いかけるのではなく、飼い主が出す「コマンド」という指示に従って羊を連れていきたい方向に誘導するお仕事です。口笛などで、「左に行って」「右に行って」「そこでストップさせて」など、こちらの指示をきちんと聞いて、その通りに羊の群れを柵の中に追い込んだり、草の沢山生えている森に移動させたりします。
オーストラリアやニュージーランドには羊飼いが沢山いるので、彼らは必ず飼っている犬です。今度、お父さんに、そんなボーダーコリーがお仕事している動画などを是非みせてもらってください。
はるのちゃんのおうちのメンバーが増えたらまた教えてくださいね。動物好きな私としては、お話を聞くのがとっても楽しみです。
新里カオリ(にいさと・かおり)
1975年 埼玉県生まれ。
2000年 武蔵野美術大学大学院 テキスタイル専攻修了。教育関係の仕事などを経て2009年、尾道・向島に移住。株式会社立花テキスタイル研究所を創設、主宰。
向島で80年以上織られ続けている帆布を、地域から出る廃材で染めた環境配慮型の製品を製作、販売。地域で生まれたものを原料にする取り組みをしながら、糸紡ぎ、染め、織りの指導などを全国で行う。
新里さんがナビゲーターを務めるYouTubeチャンネル「うららか島暮らし」はこちら
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