こんにちは、昨年サモアから大森町に移住した木村とも子です。サモアではよくモコと呼ばれていました。
「モコ」とはサモア語で「未熟な」という意味もあります。
遠いサモアに思いを馳せながら、田舎暮らし半人前な私の日々を紹介します。
※この記事は2021年4月発行の「三浦編集室Vol.7」から転載したものです。
サモアは南太平洋に浮かぶ小さな常夏の島国で、人口は20万人弱。
珊瑚礁に囲まれた火山島で、透き通った海と緑豊かな大自然の中でサモア人はのんびりと暮らしています。
こんにちは、昨年サモアから大森町に移住した木村とも子です。サモアではよくモコと呼ばれていました。
「モコ」とはサモア語で「未熟な」という意味もあります。
遠いサモアに思いを馳せながら、田舎暮らし半人前な私の日々を紹介します。
※この記事は2021年4月発行の「三浦編集室Vol.7」から転載したものです。
サモアは南太平洋に浮かぶ小さな常夏の島国で、人口は20万人弱。
珊瑚礁に囲まれた火山島で、透き通った海と緑豊かな大自然の中でサモア人はのんびりと暮らしています。
そんな気候も人柄もぽかぽかなサモアの田舎の村で、2年間小学校の教員として働いていました。
算数や体育などの科目を教える傍ら、校内で(村でも)唯一の外国人として子どもたちに折り紙や書道、日本の歌など日本文化をよく紹介していました。
今年の2月、大森小学校の先生から3・4年生の総合的な学習の時間にゲスト講師として授業をする機会をいただきました。
今度は日本の子どもたちにサモアを紹介できると思うと、とても嬉しく感じました。
未知の国の話に子どもたちは興味津々。白と水色に塗られた小学校の校舎の写真を見せると、「いいな~カラフルで」という声が上がりました。
「大森小学校の木造校舎の温もりもとても素敵だよ」と伝えましたが、子どもたちにとっては「カラフルな方が楽しい!」のだそうです。
その気持ちも分かるけれど、大森小がカラフルな校舎に変身しないことをこっそり祈ります。
サモアの子どもたちに日本を、大森の子どもたちにサモアを紹介することで、彼ら彼女らの世界が少しでも広がったら嬉しい限りです。
筆者プロフィール
木村 とも子
1994年 東京生まれ。大森のパン屋・日高さんと縁があり初めて大森を訪れた際、群言堂に出合う。その後青年海外協力隊としてサモアで暮らし、2020年大森に移住した。現在カフェスタッフや英語ガイドをする他、三浦編集長の尻叩き役という重責を担う。
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