デニムジャガードの機屋さん|登美のものづくり

広島県福山市。デニムで有名な産地です。

インディゴ染めの糸を使ったジャガード織を手がけてくださる機屋(はたや)さんをご紹介いたします。

デニム生地の中でも、織り柄が複雑なジャガード織りは隣町の工場で織り上げられていました。
群言堂のオリジナル柄を手がけてくださる職人さんの小越さんです。

「水玉デニムジャガード(2018年)」
タテヨコの2色の糸から、濃淡を表現した水玉柄が織り込まれていきます。

表と裏で柄の見え方が違います。

天井から織機まで、無数の紐が降りています。

綜絖(そうこう)と呼ばれる金属の部品。何千と並んでいてとても美しい。

小越さんと群言堂の折井

織り組織を組み合わせて、複雑な柄を表現するジャガード織機

その、糸と糸のこと。
織機のことを手取り足取り教えてくださいました。

両手をタテ糸とヨコ糸に見立てて、織りの仕組みを説明してくださいます。

織機のしくみをわかりやすく教えてくださいます。

資料室には手がけた生地見本がたくさん保管されています。

初めて小越さんとお会いした時は “ぶっきらぼうな印象だった” と話す群言堂スタッフ。
でもすぐに親切なお人柄にふれました。

群言堂『小越さんはわたしたちが「こんな生地を作りたい」というアイデアやご相談を投げかけると、いつも (プラスアルファ)で返してくれるんです。』



試作の依頼をして数週間。届いた織り見本にはいくつかのバリエーションが同封されていました。

それは ヨコ糸の色を変えたらこんなのもできるよ” だったり、“組織を変えたらこんなのも出来て面白いよ” みたいな、そんな声が聞こえてきそう。

予想してなかった思いがけない生地が素敵で、採用させていただくこともあります。
そんな職人さんとアイデアを出し合って、新しい素材を生む時間がとても楽しいのです。
いろんな発見や勉強を繰り返しながら、職人さんのアドバイスを組み込みながら、群言堂のデニムジャガードは生まれています。

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