松場登美も出演しているDVD「サティシュの学校」が
みなさまのクラウドファンディング等によるご支援の結果、発売されました。
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「サティシュの学校」ってどんな学校?
DVD「サティシュの学校」の主な内容としては、
サティシュさんが創設した「シューマッハ・カレッジ」での学びの様子が紹介されています。
「シューマッハ・カレッジ」は、まだまだ日本では知られていません。
大学なのかな?どんなところなんだろう?と思われる人も多いのではないでしょうか。
今回は実際に訪れたことのある根のある暮らし編集室こもりが
「シューマッハ・カレッジ」についてご紹介してみたいと思います。
シューマッハ・カレッジとは?
シューマッハ・カレッジは、「スモール・イズ・ビューティフル」を提唱したE・F・シューマッハの思想を受け継ぎ、設立された大学院大学です。
持続可能な社会のあり方やその実践の方法を学ぶための1年間の修士課程、
1~2週間程度のショートコースなどが準備されています。修士課程の学生は、
各専攻ごとに15名程度の少人数制で、全体でも50名ほどの小さな学校です。
私が訪ねた際も日本人の学生も数名在籍していました。
ショートコースに参加する日本人も年々増えている様子です。
(年齢制限などはなく、誰でも参加したい人が参加できます。)
シューマッハ・カレッジの学び
サティシュさん曰く、シューマッハ・カレッジでは、
①3H(head,heart,hand 頭・心・手)を使って全身で学ぶこと
②コミュニティーの中でともに暮らし、学ぶこと
を重要視されています。
学生は、修士といえど、入学してからすぐは全身や五感をフルに使う授業を受けます。
自然の中を歩いて地球の歴史を感じる授業、ダンス、家具を作る授業(コースによる)などを通じて、
自然とともに生きること、自らが自然の一部であることを実感するのです。
想像力をもって行なえば、すべてがアートになる
また、寮が敷地内にあり、畑でオーガニックの野菜をつくること、収穫すること、
そうした野菜を使って料理をすること、
皿洗いや掃除などをすることもコミュニティーの全員(教授、学生、ボランティア問わず)が一緒に行います。
もちろん、時にはサティシュさんだって。
滞在中、共有スペースでお話しながら、空豆の皮を手際よくむいているサティシュさんの姿を目撃しました。
実際に、短期のコースで参加した私も、畑仕事や昼食の調理、
食事後の片づけなどを一緒に行うことができました。わくわくする学びの時間でした。
サティシュさんはいいます。「みんなが特別なアーティスト」だと。
歌やダンスだけでなく、料理でも、畑仕事でも、
どんな仕事であっても、それぞれが想像力を生かして行なえば、それはアートになります。
「サティシュの学校」~実際の対話から~
サティシュさんと直接お話する時間もたくさんありました。
その対話の中で、みなさんにシェアしたいと感じる学びを幾つかご紹介します。
◎自分自身を愛することが、愛される以上に大事。「I am good !」と自分に言ってあげよう。
自分のことをこれでいいんだと認めてあげることはなかなか難しいですが、
ありのままの自分でいいよと言ってあげることで救われるものがある気がします。
自分を愛せるようになると、
美しさ、優しさ、寛容さ、思いやり、愛が育まれていくよとのお話でした。
この文章を読んでくれているみなさんも「You are good !」ですよ。
◎「Move by Love」恐怖からでなく、愛に動かされて行動しなさい
自分がある決断・行動をした時、それが怖れからなのか、それとも愛からなのか、考えてみるといいと思います。
ふと、自分の行動を省みてみるとよくわかります。怖れから行動し続けていても環境は良くなりません。
一方で、愛に突き動かされて行動することは、世の中を変える小さな一歩になるのです。
自然に包まれ、心満たされる学びの日々
2週間弱と長い期間ではありませんでしたが、
自然を身近に感じながら、朝早く起きて、瞑想やヨガをし、オーガニックで色とりどりの美味しい野菜の料理を食べ、
全身を使って学ぶ日々はとても満たされた素晴らしい時間でした。
(夏のイギリスには蚊がおらず、10時すぎないと日が沈まないため、夜ごはんを自然の中で食べられるのが最高に気持ちよかったです!)
集まる人も同じような意識を持っているせいか、場の雰囲気がとても良く、
出会った人と気軽に深い話ができる。そんな不思議な空気感がありました。
機会があれば、ぜひ訪れてみてください。
人生を豊かにする経験になると思います。
(英語ができない方も、通訳がサポートして参加できる機会が年に1回あります。詳しくは、東京アーバンパーマカルチャーのサイトをご覧ください。)
https://www.tokyourbanpermaculture.com/
ちなみに、群言堂についても取材・紹介いただいているgreenzというウェブメディアでも
今年修士で学ばれている方が、シューマッハ・カレッジに関する紹介記事を書かれていました。
写真などもあり、とてもわかりやすいので、そちらもぜひご参照ください。
なお、第1回の記事にも書きましたが、
DVD[サティシュの学校」製作のための、クラウドファンディングが実施されています。
応援の締め切りは、2018年10月31日まで。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
「サティシュDVD2018製作委員会」クラウドファンディングサイト
http://slowcinema.net/crowd/project/satish-dvd-crowd/
情報のシェアでも、どんな形でも構いません。
できる範囲で応援いただけますと嬉しいです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
書いた人
こもりみさ
根のある暮らし編集室 編集員。京都府京丹後市出身。
いつか自分で仕事を起こしたいという野望の元、登美さんの付き人として2017年に入社。
インドでカレー修業するほどカレー好きな「カレーなる食いしん坊」。
島根の温泉、民藝の窯元めぐりがお気に入り。
noteで日々の暮らしのいろいろを紹介しています。https://note.mu/comorin_misaki
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