今月の主役は毎年待ちわびている人が沢山いる新玉ねぎ。でも添えるクレソンソースも主役級です!
拓さんの阿部家レシピならではに仕上げました!
今月の主役は毎年待ちわびている人が沢山いる新玉ねぎ。でも添えるクレソンソースも主役級です!
拓さんの阿部家レシピならではに仕上げました!
きれいな川に生えるクレソン。ここ大森でもあちらこちらで見かけます。
4人分
新玉ねぎ | 4個 |
---|---|
だし汁 | 1L |
塩 | 3g |
うす口醤油 | 10cc |
カシューナッツ | 40g |
---|---|
クレソン | 200g |
オリーブオイル | 大さじ3 |
塩 | 適宜 |
バター | 5g(クレソンペースト50gに対して) |
暮らす宿「他郷阿部家」の凡典座(ぼんてんぞ)
小野寺拓郎こと通称拓さん。
阿部家のお客様の胃袋をあずかっています。
満足いただく1品をつくるべく、日々取り組み中!
凡典座とは:「典座」とは禅宗で、食事などを事をつかさどる役僧のこと。
「凡」は平凡の「凡」で、まだまだ修行の身であることを意味します。
※広辞苑より
拓さんの阿部家レシピ担当 小柳
拓さん:春を楽しむ食材だったら、たけのこが山にそろそろ出てる頃だよ。
小柳:今年は少ないって聞きました。去年採りすぎたって・笑!
拓さん:そんなに山ほど要らないから、足りると思うけど・・・笑。でも、クレソンがさ、会社の傍の小川に生えてるよ。ソースにしてみたらどうだろう?
小柳:いいですねー!クレソンのソースで何を食べましょう?
拓さん:この間さ、新玉ねぎをダシでとろとろに煮たんだ。それがすっごくうまくって!新玉ねぎをクレソンソースで食べたらどうだろう?
小柳:うーん、それは美味しそう!春を丸ごといただけますね!
拓さん:クレソンソースにちょっとコクをつけるといいだろうな。ナッツ系と混ぜ合わせて。試作までにソースの下地作っておくよ!
1.新玉ねぎは皮をむいたら丸ごと、たっぷりのだし汁で煮る
Point! 強火で沸騰させ、弱火でコトコト1時間ぐらい、柔らかくなるまで煮る
Point! ペーパータオルなどで落としフタをする
小玉の新玉ねぎを使いました。真っ白な新玉ねぎは見るからに美味しそうです。
2.クレソンとカシューナッツ、オリーブオイルをミキサーにかける。
Point! クレソンの風味をより出したい時は、全体量から少し残しておいて、最後に軽くミキサーをかける
Point! 塩で味を整える
クレソン200g
カシューナッツ40g
3.使う分量だけ鍋に移し、バターを溶かし混ぜる
Point! 使わない分は冷凍保存してもOK
4.新玉ねぎが柔らかくなる頃には、だし汁の量は半分ぐらいに減ってきます
こたつがまだしまわれていない阿部家の「居間」は、藍の柄がプリントされた和紙でところどころを貼り替えた障子です。その障子からはやさしい日差しが入ります。そんな部屋が似合いそうな、ブランド「Gungendo Laboratory」販促担当の渡辺に試食してもらいました。山陰のここ大森では、まだ寒い日が度々あり、この日もこたつをつけての試食です。(※今回の撮影終了後、ほどなくして、こたつはしまわれました。)2014年スタートしたばかりの、まだ新しいブランド、通称「Labo」のコンテンツ制作一式をがっつり担当しています。
拓さん:今回はね、何と2度美味しくいただける秘密があるんだよ!
渡辺:2度美味しく!?どんな秘密ですか?
拓さん:それは食べてお楽しみだよ・笑!
渡辺:わぁ〜!きれいな色ですね!玉ねぎも美味しそう!お箸がすっと入りますね!柔らか〜い!!
拓さん:実はさ、はじめに作ったソースと今回のソースはちょっと違うんだ。ダシで煮含めた新玉ねぎもクレソンソースも、野菜同士のあっさりした味だから、隠し味にバターを入れてコクを出したんだよ。
渡辺:へぇ〜!二つの味がよく合います!クレソンソースに何かナッツ系が入ってませんか?
拓さん:カシューナッツだよ!それでまろやかさが出てるんだ。玉ねぎを食べたら、お楽しみがあるよ!
小柳:渡辺さんは、「Labo」の販促担当としていつも忙しく仕事をしているけど、業務はどうですか?
渡辺:コンテンツ制作として、「Labo」の岩田さん(チーフデザイナー)とテーマの企画やコピー、撮影のディレクションと自分でする撮影、デザインなど、いろいろなことを経験させてもらっています。大変なことも多いですが、楽しくてやりがいがあります!
小柳:アップされるコンテンツは楽しみにしています。楽しんで仕事をしているのがわかります!
デザイン経験はなかったと言いながら、やれるまでやる頑張り屋さんで、Laboの販促担当として活躍しています。コンテンツ作りの相談に時々来てくれるのが嬉しかったりする小柳で、これからを期待しています。
拓さん:玉ねぎ食べ終わったね!ちょっと待っててよ!
渡辺:は〜い!
拓さん:はい、どうぞ!
拓さん:残ったソースにだし汁を足して、スープとして二度いただけるように考えたんだ!
渡辺:へぇ〜!!!いただきまーす!う〜ん、美味しい!!
渡辺は、今回の試食に際して、前回の試食スタッフ久保田のナイスリアクションに実はプレッシャーを感じていたそう。久保田を超えるリアクションを!と思っていたそうです。ありがたい話です・涙!
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